初めの投稿から大分間が空いてしまいましたが
めげずに続けます。
初日、ブリュージュからバスで1時間弱のアントワープという町に向かいました。
友達からアントワープの駅舎が興味深いという話を聞いていて、写真等を見て
ぜひ行ってみたいと思っていました。
駅周辺には動物園があったり中華街があったり宿泊施設があったり、とても賑やかで
その中でも駅舎の建物は古いだけでなく豪快な印象でよく目立っていました。

立派な街灯の下に小さい子供がたまっている風景も不思議でした。
バスを降りた瞬間に建物の入り口を探し、中に入り、ひやっとした空気を体感し、
上を見上げると巨大で豪華すぎる天井や壁の装飾に驚き、駅に入ったというよりも
大きな博物館や聖堂にでも入ったような気持ちでした。



階段を上りターミナルの空間に入ると、鉄骨のアールが生み出す空間に
圧倒されました。心躍りながら階段を上り、その先に想像を超える場所がある、
建築の力を久々に感じた瞬間でした。

この鉄骨の外観にも夢中でした。

駅舎メインの視察でしたが、若者が多く歩いているのも印象的で、
ガイドさん曰く「伝統を受け継ぎながらも新しいものも受け入れる面白い町」ということでした。
この町で、どんなアーティスト、建築家が今現在育っているかということも
興味深いので、今度は調べてゆっくり来てみたいと思っています。
あっという間でした。
同じ国の中で色々な言語が話され、様々な民族が住み、近隣の町でも
面白いくらいに雰囲気が違う印象だったベルギー。
まだまだ続きます。